JP Circularity in the Built Environment 2025
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本分析について BOX 2
本白書の分析目的は、改修事業に必要な建築資
材量( ト ンあるいは立方メー トル単位で)を定量
化し 、そのう ちどれだけの量が再循環可能かを
明らかにするこ とにある。実施にあた り 、様々な
建物資産の詳しい建築資材要件を見積もるボ ト
ムアップ型アプローチを採用した。2023 年から
2050 年までの間に現在の建築ス ト ッ クの改修事業
を急ピッチで進め、IEA のネッ トゼロ目標を達成す
る という シナ リオに必要な資材の見積も りに基づ
いて、分析を行った。また、本モデルでは再循環
した建築資材によ って削減される二酸化炭素排出
量も算出している。
パラメーター: このモデルでは、単世帯住宅、集
合住宅、商業ビル、工業施設の 4 つのタイプの建
物資産を対象とする。また、典型的な改修事業でアップグレードされる建築コンポーネントとして、
断熱材、屋根、被覆材、天井材、 ドア 、窓、空調、
照明、取付器具などを想定。なお、建物の用途を
変更する改修(例:オフ ィ スをホテルにする)や、
敷地における建ぺい率または容積率の増大につ
ながる改修事業(フロア数を増やすなど)は、こ
の分析の対象外とする。
計算方法:改修事業を行う建物資産のタイプに応
じた平均重量を推定。これをも とに、ネッ トゼロ
目標達成のために必要な年間改修件数に合わせ
てスケール調整を行った。部材や建物資産区分ご
とに必要な建築資材量を想定し、2024 年、2030
年、2050 年時点における、再循環の可能な建築
資材量を算出している。
建造環境におけるサーキュラリティ : 改修事業の新たな可能性を切り拓く
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