JP Circularity in the Built Environment 2025

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改修事業へのサーキュ ラ リテ ィ 導入を大き く 左右す る要因には、再利用やリサイ クルのインフラ、循環 型の取り組みに関する技能や知識、規制の枠組み、 使用する建築資材、そ して持続可能性への取り組 み姿勢がある(図 6) 。また、建築ス ト ッ クの質や、 都市の発展状況もまた、絶対的に重要な検討事項 である。近い将来、循環型改修事業、および改修 事業全体が主にヨーロッパ、北米、アジア太平洋 地域の一部、そ して中東、アフ リ カ、ラテンア メ リ カの都市部に集中するこ とが予想される。改修事業における循環型取り組みを効果的に拡大 するには、包括的かつ体系的なシステムアプロー チと、 それを支え るインフラの整備が不可欠である。 例えば、資材の回収メカニズム、循環型建築資材 の安定供給、循環型改修技能に長けた人材の確保 などを都市単位、あるいは地域レベルで整備する こ とが必須となるだろ う 。これらの取り組みを個々 の建物やプロジ ェ ク ト単位で実施しても、メ リ ッ ト は薄い。一方、建築ス ト ッ クの築年数が比較的浅 い新興国では、すべての新築設計に循環型取り組 みを取り入れることが可能である。循環型改修事業の 世界的導入状況の評価 改修によ ってサーキュ ラ リテ ィ を実践するには、 包括的かつ体系的なアプローチが不可欠だが、 地域差が生じるこ とも予想される。2 建造環境におけるサーキュラリティ : 改修事業の新たな可能性を切り拓く 15
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